センサーカバーのメッシュインサート成形|ABS×ポリエステル・200個
製品概要
| カテゴリ | メッシュインサート成形 |
|---|---|
| 使用材質 | ABS樹脂+ポリエステルメッシュ |
| ロット | 約200個 |
| 用途・業種 | 建築・インフラ(橋梁などに設置するセンサーの防虫カバー) |
加工内容
橋の下などに設置するセンサーを包み、虫などの侵入を防ぐカバーを、メッシュインサート成形で製作した事例です。ABS樹脂のフレームに、側面と底面の2面のポリエステルメッシュを一体成形しています。ロットは約200個で、建築・インフラ分野向けの小ロット案件です。
成形熱で溶けるメッシュ素材から、ポリエステルへの材質変更を提案
ご相談いただいた当初のメッシュ素材は熱に弱く、樹脂を射出する成形工程の熱で溶けてしまうことが分かりました。そのままでは製品になりませんので、防虫という用途に必要な目の細かさを保ちつつ成形の熱に耐えられる材質として、ポリエステルメッシュへの変更をご提案し、採用いただきました。メッシュインサート成形では、メッシュ側の耐熱性が樹脂の成形温度に見合っているかが最初の確認事項になります。材質選定の考え方はコラム「メッシュインサート成形の設計」でも解説しています。
側面と底面、2面のメッシュを一体成形
本製品は円筒の側面と底面の2か所にメッシュがあり、それぞれのメッシュを金型内に位置決めしてABS樹脂を射出しています。面が増えるほど金型内でのメッシュのずれや樹脂の回り込みに注意が必要になりますが、フレームとメッシュが一体になることで、屋外で長期間使われるカバーとして隙間や剥がれのない構造にしています。
約200個の小ロット。引き受け先が見つからないというお困りごと
本事例でお客様が困っておられたのは、ロットが約200個と少なく、対応してくれる加工先が見つからない点でした。当社では医療用フィルターのような小ロットの実績もあり、数量の少ない案件も内容に応じてご相談を承っています。まずは数量・形状・使用環境をお知らせください。
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製造工程
よくあるご質問
本事例では、当初の素材が成形時の熱で溶けてしまうため、ポリエステルへの材質変更をご提案し採用いただきました。用途に必要な性能を確認したうえで代替材質をご提案しますので、素材が決まっていない段階でもご相談ください。
本事例は約200個で対応しました。小ロットは対応先が見つかりにくいというお声をいただくことが多い分野ですが、内容によりますので、まずは数量と形状をお知らせください。
本事例では側面と底面の2面にメッシュをインサート成形しています。形状によって金型内でのメッシュの位置決め方法が変わりますので、図面をもとにご相談させていただいています。