カテーテル用合金部品のエッチング加工|約1mm・つなぎ設計
製品概要
| カテゴリ | フォトエッチング |
|---|---|
| 使用材質 | 合金(材質の詳細は非公開) |
| 製品サイズ | 約1mm |
| 用途・業種 | 医療(カテーテル用部品) |
加工内容
プレス加工会社様からのご依頼で、カテーテル(体内に挿入する医療用の細い管)に使われる約1mmサイズの合金製部品をフォトエッチング加工で製作した事例です。プレスでは困難な微細形状を、金型を使わないエッチングで実現しました。
約1mmの微細部品を歪み・バリなく加工
フォトエッチングは薬品で金属を溶かして形状を作る加工のため、プレスやレーザーのような機械的応力・熱影響がなく、約1mmの微細部品でも歪みやバリのない仕上がりになります。医療部品のように後工程でのバリ取りが難しい部品ほど、エッチングの適性が高くなります。
つなぎ(ブリッジ)設計で搬送・検査しやすく
写真のように、部品は帯材(フープ材)の縁に細いつなぎ部を残して連続配置しています。1mm程度の部品を1個ずつ扱うと搬送も検査も困難なため、帯につながった状態で納品し、お客様の工程で切り離す設計です。微細部品では「どうつなぎを残すか」が品質と使いやすさを左右するため、当社では版下データの段階でつなぎの位置・太さを設計しています。
プレス加工会社様からのご依頼も歓迎します
本事例のように、プレスでは難しい微細形状・小ロットの案件をエッチングで補完するご依頼を多くいただいています。同業・加工業の皆様からのご相談も歓迎です。医療部品の材質選定や品質要求のポイントは、コラム「医療機器のフォトエッチング加工」で詳しく解説しています。
当社は1984年に精密エッチング加工を開始し、40年以上にわたり千葉県柏市の自社工場で精密部品の加工を手がけてきました。対応できる素材・板厚は対応スペック・素材を、納期やデータ形式など、よくいただくご質問はよくある質問をご覧ください。微細部品のエッチング加工はお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
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製造工程
よくあるご質問
本事例では約1mmサイズの部品を製作しました。加工限界は板厚が基準で、最小孔径は板厚の150%〜、最小線幅は板厚の100%前後〜が目安です。図面やスケッチをお送りいただければ加工可否を回答します。
量産単価ではプレスに分がありますが、金型が不要なエッチングは微細形状・小ロット・試作に向き、バリや応力も発生しません。本事例のようにプレス加工会社様がエッチングを併用されるケースも多くあります。
可能です。本事例も帯材の縁につなぎ部を残して連続配置した状態で納品し、お客様の工程で切り離す設計としました。つなぎの位置・太さは版下設計の段階でご相談できます。